太陽系の大きさが急に知りたくなったあなたに。
3分で簡単に説明します。
太陽系の大きさ

まずは、太陽から各惑星までの距離を見てみます。
- 水星:5790万km(0.3871AU)
- 金星:1億820万km(0.7233 AU)
- 地球:1億4960万km(1.0000AU)
- 火星:2億2790万km(1.5237AU)
- 木星:7億7830万km(5.2026AU)
- 土星:14億2940万km(9.5549AU)
- 天王星:28億7500万km(19.2184AU)
- 海王星:45億440万km(30.1104AU)
*1AU ≒ 1.5億km(地球と太陽の平均距離)
海王星の公転軌道より外側には、エッジワース・カイパーベルト(太陽から30AU~100AU)というエリアがあり、
さらに外側にはオールトの雲 (太陽から10,000~100,000AU)というエリアがあるとされています。
太陽の重力が及ぶ範囲を「太陽系」というのであれば、
このオールトの雲の外側が太陽の重力の及ぶ限界、つまり太陽系の端ということです。
ちなみに、太陽の重力は太陽から約125,000AUまで及んでいると推測されています。
太陽系とは
太陽および、その重力で周囲を直接的、あるいは間接的に公転する天体から構成される惑星系。(The Solar System is the gravitationally bound system of the Sun and the objects that orbit it, either directly or indirectly.)
参)Wikipedia

太陽系と太陽圏
太陽圏は太陽風が及ぶ範囲のことで、太陽からヘリオポーズという境界までのエリアです。
太陽圏は太陽系(=太陽の重力が及ぶ範囲)よりも小さく、太陽から50~160AUの中のエリアです。
太陽風の強さや太陽の公転などにより太陽圏のサイズは一定ではなく、きれいな球状でもないとされています。

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